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ギブミースタッフ(大手派遣会社)の方とお話する機会がありました。その中で派遣スタッフの雇用方法について気になる話がありましたので、記事にさせて頂きます。
その時給本当に適正?請求単価と時給

派遣スタッフの時給ってどうやって決めているんでしょうね。
その方(派遣会社の社員)は「取引先から頂いているお金からもろもろ差っ引いた金額が時給になっている」と話していました。
「もろもろってなんだろう?」
気になったので突っついて聞いてみました。
もろもろとは雇用しているスタッフの交通費や保険代と……そうです。派遣会社の利益です。しかもこれ、どのくらい取る(抜く)のかは派遣会社が決めているそうです。
取引先に派遣されるスタッフ1人に対し、取引先からどのくらいお金が支払われているかということは基本的には知らされません。
例えば、派遣会社の面談で「取引先からいくら貰っているからあなたの時給はこのくらいね」って聞いたことないですよね?
よく「時給上がった!もっと頑張るぞ!」って周りが言っていますが、その実は「ガッツリ取ってた利益から、ちょびっとあげるだけであいつは益々やる気になるんだなこれが」って派遣会社の担当は思っています。あなたが派遣スタッフとして働くのであれば派遣会社が提示している金額が本当に妥当か、適切なのかしっかりと調べたほうがいいでしょう。
派遣会社には請求単価と言われている取引先から頂いているお金があります。果たしてあなたの請求単価はいくらなんでしょうね?
ひどいときは同じ仕事をしているスタッフの時給が派遣会社間で500円も違うといったこともありました。
これは安い方の派遣会社が「ウチはどこよりも安くスタッフを用意できますよ(^^)」というのをセールスポイントにしていたのが原因でした。もちろんそんなことスタッフは知りません。
「他のスタッフと絶対に時給の話はするな」
という、何の法的な拘束力もない派遣会社の都合100%の言いつけを真面目に守って(騙されて)働いていました。
時給に関する情報収集はどんどんするべきです。
派遣会社から見たらスタッフは商品ですが、彼らは自分で希望小売価格(商品価値)を高めていかなければ、いつまでの値動きをしないまま悲運を背負った商品です。
自分を守ってくれるのはお金だけ「同情するなら金をくれ!」

家なき子、の思い出を語りたいのではありません。でも「同情するなら金をくれ」はよく心に留めておいたほうがよい真理だと思います。とくに派遣社員で20代後半を過ぎているアナタ!
派遣社員というのは、バイトや正社員と違って、たった1回の現場での事故で明日からの収入源を失うリスクを持った危なげな立場です。「明日から来なくていいわ」……経験のある人もいるでしょう?
そうなった場合に大騒ぎしても、何も助けとなる法律もありませんから泣き寝入り確定です。知ってました?派遣社員ってめちゃくちゃ立場が弱いんですよ。上記でも述べたとおり、派遣社員は商品です(なんでこんなビジネスモデルがまかり通っているのか不思議でならないのですが)。
いや、いちおう労働基準法が効力を持っているから、「半分商品半分労働者」といったほうが適切かもしれませんが、リアルな扱いを考えたらやっぱり都合よく使って都合よく捨てられる商品です。
例えばあなたが商店をやっているとして、いきなり店のかまぼこが話しかけてくるんですよ。

「ウザいからすぐ返品しちゃお」ってなるでしょう?「通常業務に支障をきたすような話しかけてくるかまぼこじゃなくて、普通のかまぼこを納品しろ!」でジ・エンドです。
これを労働者で同じことをすると、労働者が法律を味方にしてめちゃくちゃ怒って宣戦布告してきたりするのですが、かまぼこには守ってくれる法律はありません。そう、派遣社員にもね。
退職金もありません。だって商品だから。
未来の金銭的保証、保険は自分で作っておくしかないわけです。それなら100円でも、いや50円でも高い時給が良いに決まっています。明日もわからない身なのですからあくまで「今」の時給にこだわりましょう。同情するなら(同情しなくてもいいから)金をくれ、です。
いま働いている時給は本当に適切ですか?
長く働くなら考える時が来ていますよ。
※当記事はすべての派遣社員に同派遣先で勤務する他社との時給の話を推奨するものではなく、あくまで個人の見解を述べたものです。













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